志望校選びの視野を広げる

個性豊かな私立中学校を受験するにあたって、志望校選びは慎重にしなければなりません。いったん入学するとそこで大切な6年間を過ごすことになるのですから、いろいろな角度から調べることが必要です。ここではそのなかでも重要と思われる点について解説します。

 

視野を広げる

中学受験をしたい、させたいと最初に思い立つとき、特徴のある学校への憧れから始まることが多いものです。学習塾で指導される先生方も、そうした思いを大切に進められることが多いようです。
しかし、中学受験はとても厳しいもの。目指してきた高い実力を身に付けても、ほんの紙一重で合格を手にできないことも起こります。一つの高い目標をめざして邁進する姿勢はとても尊いものですが、一方で、冷静に広い視野をもっておくことも必要です。
私立中学・高校にはそれぞれ独自の魅力をもつ学校が数多くあります。そうした魅力を事前に知っていれば、第1志望ではなかった場合でもその学校を大好きになれます。幸せな6年間をすごし、充実した人生につながっていくでしょう。

 

合格可能性から

中学受験は厳しいもの。実力とかけはなれて受験するわけにはいきません。志望校を検討するとき、合格可能性の考慮は避けて通れません。

 

五ツ木・駸々堂 中学進学学力テスト会 合格判定

昭和35年以来常に中学受験界をリードしてきた実績と、中学入試結果の正確な追跡調査をベースにして各志望校の合格の目安となる偏差値(合格率70%ライン)を設定し、合格判定を行っています。

  • 志望校は2校を選ぶ。
  • 6年生はそのほかに4校の合格判定を見ることができる。

 

志望校の合格可能性は「A」~「F」の6段階

  • 合格可能性は90%以上
  • 合格可能性は80%~89%
  • 合格可能性は60%~79%
    目標偏差値はここに入る。
    この判定が出れば合格圏内に入っている。
    Cを目標にしてください。
  • 合格可能性は40%~59%
    五分五分のボーダーライン圏。
    上り調子なら合格の可能性は高まる。
  • 合格可能性は15%~39%
  • 合格可能性は15%未満

 

今回の志望校別成績

 

志望校の範囲を広げて検討するとき、同一レベルの学校ばかりを数校選ぶのではなく、模試のA・B判定から数校、C判定からも数校、D・E判定からも数校、それぞれ受験候補校を選んでおいて資料をそろえることをお勧めします。2学期になると学校のパンフレットも出そろいます。この時点では10~15校分くらい集めておくとよいと思います。

 

大きな選択、進学校か大学附属校か

近畿圏の主要な私立大学は併設の中学・高校を持っており、それらの大学の附属中学に進学すれば、その多くは大学までの進路は保証されています。事実、五ツ木・駸々堂模試でも志望者が多いのは、関関同立などの附属中学です。
ただ、数年後大学入試を受験するときに、希望の学部がない場合などは外部の大学を受験することになりますが、この場合は付属中高の利点がなくなり、進学校出身者と比べると不利は否めません。中高6年間での学力の伸びは予測がつきませんから、可能性に期待するならば進学校ということになるでしょう。また、将来国立大学への進学を考えておられる方は、必然的に進学校を受験するという選択になります。

 

校風から選ぶ

私立中学校に進学するわけですから、入学後はその学校の教育方針に従うことになります。校風は千差万別で、比較的自由な学校もあればしつけが厳格な学校もあります。宗教法人が母体のところでも、宗教教育への取り組みにはかなりの差があります。学習への取り組みも学校によってさまざまな特徴があります。

 

情報を集める

視野を広げて、いろいろな学校について調べてみましょう。
五ツ木書房は、西日本の私立中学の情報を集めて毎年情報誌『中学入学案内』を編集発行しています。ここに各学校の校風・特色とともに、今年度の学校説明会・オープンスクールの情報も掲載しています。ここにしかない情報として、各校の五ツ木・駸々堂模試による合格目標偏差値を載せています。志望校を広く検討するのに最適です。ぜひご利用ください。

 

中学入学案内

中学入学案内

 

また、当サイトには「中学校検索」を設けています。各中学校の先生方にご協力いただき、情報や写真を集めています。

 

学校説明会に行こう

いろいろな学校の校風や特色を知るとともに、関心をもった学校はぜひ一度訪れることをお勧めします。学校を知るには、現地を訪れて肌で触れるのが一番。どの学校も説明会やオープンスクールを行っていて、学校によっては文化祭なども見られる場合があります。
いろんな学校を知り、その中に好きな学校ができれば、「この学校に入りたい」と受験に立ち向かう意欲が一気に大きくふくらむことがあります。
学校説明会に足を運びましょう。どんな特色をもった学校なのか先生から説明があるほか、最近は在校生が学校生活を説明してくれることが増えています。
また、私立中学校の先生方の中には、駸々堂テストでどのくらいの成績なら、その学校の入試のときどういう成績になる可能性が高いか、学力の目安として把握しておられる場合があります。学校説明会で、「五ツ木・駸々堂模試で言えばこれくらいの成績をとる力をたくわえてきてほしい」というお話が出ることがあります。

 

進学相談会を生かす

好感を持つ学校がいくつかできたら、さらによく知る方法として進学相談会があります。私立中学校高等学校連合会、新聞社、学習塾の団体などが主催していますが、五ツ木書房でも行います。
学校ごとに相談ブースが設けられており、その学校の先生に個別に相談に乗っていただけます。個別に知りたいことを先生に直接聞けるほか、その学校に合格するためにはどの程度の学力が必要かも相談できることがあります。私立中学校の先生方の中には五ツ木・駸々堂模試を学力の目安として把握していて、五ツ木・駸々堂模試の成績表があればより具体的なお話をしていただけることがあるようです。
なお、「五ツ木書房の進学相談会」は、平成29年10月8日(日)に開催します。

 

 

進学相談会

 

特別回

特別回は、志望校で受けられる特別な模試です。志望する私立中学校を会場に選んで受験することができます。毎年数多くの私立中学の協力を得て、平成28年度は100校を会場に開催。6年生は「志望校でテストを受けよう!」、5年生は「志望校にチャレンジしよう!」として実施します。
学校によってさまざまですが、学校の特典として、学校案内や願書が配布されたり、説明会や校舎見学が行われたりします。
学校を知るだけではなく、志望校で試験を受ける予行演習ができます。これは大きな経験になります。

 

 

これらの機会を利用し、より多くの学校の魅力にぜひ触れてみてください。

 

特待生制度

私立中学校の特待生制度において、五ツ木・駸々堂模試の成績が目安になることがあります。
ここ数年のあいだに特待生制度を設けられる私立中学校が増えてきました。特待生として入学が認められるのは、入試で定められた基準に達することが条件になります。ただ、募集の段階では、このくらいの学力の受験生を求めているという目安として五ツ木・駸々堂模試の成績を示されることがあります。学校説明会で口頭で言われることもありますし、募集要項に記載されていることもあります。特待生を検討される場合は、ぜひ五ツ木・駸々堂模試を活用してください。

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