中学入試の準備

中学受験は自身が経験していなければわかりづらいものです。高校受験や大学受験とまったく異なるためです。
高校受験との大きな違いの一つは、入試で求められる学力レベルがとても高いこと。私立中学はそれぞれに特徴があって入試にも幅がありますが、総じて高い学力が求められます。「小学校では勉強ができるほうだ」というだけでは太刀打ちできないので、長い期間をかけて学力を高く積み上げていく努力が必要です。高いレベルをめざすアスリートのような、目標に集中した生活スタイルをとるケースが多くなります。
もう一つの違いは、受験生がまだ小学生だということです。受験のためにがんばる生活を家族が支えることになります。
『小学生のとき目標をもってがんばり続けた経験が自分の人生の礎になっている』中学受験を経験した人の多くはそう実感しています。

 

おおまかに各学年でどのような準備をしていくのか、説明します。

 

4・5年生時

3・4年生までは助走期間と考えてもいいでしょう。ただし、小学校での学習内容を十分理解しておくことと、一定時間机に向かって集中して学習する習慣は身につけておくべきです。また、4・5年生のどこかの時点で学習塾を決定する必要があります。中学入試を突破するためには、塾での進学指導が不可欠です。大手塾・個人塾それぞれに持ち味があり、選択肢は多数ありますので、自分の目で確かめて慎重に選んでください。入塾時期はいつでなければならないということはありませんが、先生に一貫して指導していただくということからも早いにこしたことはありません。

 

6年生夏休みまで

学習面では、ほとんどの塾で夏休みまでに6年生の全範囲を終了しているようです。この時期までが基礎力養成期間といえるでしょう。塾の先生の指導に基づいて教科・分野ごとに弱点補強も進めてください。

 

6年生2学期以降

いよいよ応用力をつけていく期間であるとともに、受験校の最終決定時期となります。いままで解けなかった算数の問題ができるようになってくるのもこの時期です。2学期後半からは実際の入試問題にも挑戦してください。受験校を決めるために、学校見学などに出かけていく機会も多いので忙しくなってきます。
新年を迎えると体調を整えて、いざ入試となります。

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