学区改編NEWSトップ >> どうなる!?新4学区制Vol.5
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学区改編NEWS どうなる!?新4学区制
第3回模擬テスト会の結果を徹底分析 学区改編・初年度の志望者動向を大胆予想2
 次に各学区の最難関校に続く有力校、人気校への志望状況をみることにします。学区改編で、従来の最難関校がさらに難化した場合、これに連動して他高校の受験地図もかなり変化することが予想されます。これまでなら最難関校にチャレンジしていた学力層の一部が、確実な合格をねらって最難関校以外を受験する現象で、端的にいえば、これまで2番手、3番手といわれてきた高校の難易度が予想以上に上昇する可能性もあるということです。これらの高校を目指しているみなさんは、自分の成績を的確に把握し、データ・情報を積極的に集めて、納得のできる進路選択をしていただきたいものです。
 
最難関校に次ぐ人気校への志望は流動的

新1学区
伝統校は例年どおりの"狭き門"

表2 人気校平均偏差値一覧表 第3回模擬テストでの人気校は、池田(17年度72人→18年度82人)、豊中(87人→102人)、桜塚(119人→104人)の3校。第3回模擬テストでは、志望者の平均偏差値に大きな変化はありませんが、今後の志望者の変動によっては難易度の変動も予想されますから、十分な注意が必要です。
  旧2学区で目立つのは、春日丘の人気。旧2学区からの志望割合は93%と地元から高い人気を誇り、平均偏差値も昨年度より上昇させています。北千里も要注意。学力向上フロンティアハイスクールの指定を受けていたこともあって、更なる人気上昇と難化が予想されます。旧1・2学区の境界付近に立地しているために、旧1学区からの志望者がかなり見込まれ、グラフ2にあるように旧1学区からの志望者が28%、旧2学区から72%と学区間移動が激しくなることが予想されます。この流れは、この先もっと強まるとみられます。

新2学区
市岡・寝屋川への志望者の動きに注目

 伝統を誇る市岡への志望者は、17年度の108人から139人に増え、港も42人→59人と人気を集めています。市岡は、地元旧3学区からの志望者割合が94%と高くなっていますが、弁天町駅から近く好立地のため、今後は旧4学区からの志望者増も考えられます。また、学力向上フロンティアハイスクールの指定を受けて行われたさまざまな取り組みや改革を、広くアピールしてきたことも人気上昇につながったといえるでしょう。
  この学区は、大阪市立の高校が多いことも特徴の一つ。中でも難易度アップが目立つのは市立東です。志望者数は104人→105人ですが、平均偏差値は男女ともに約1ポイント上昇しています。同校は理数科と英語科を併設し、幅広く志願者を集めていることも有利に働きそうで、来春の志願者増は確定的との見方もあります。旧4学区での人気校といえば寝屋川。今回は予想に反して志望者が227人→201人と減少していますが、平均偏差値は男子55.3→54.2、女子54.7→55.3で横ばい状態。旧3学区から10%、旧4学区から90%と地元からの志望割合が高く出ていますが、今後、大手前、四條畷への志望状況ともからんで、その動向が注目されます。

新3学区
人気を集める都心の高校と地元密着型の高校

グラフ2 人気校における旧学区ごとの志望割合(%) 清水谷が123人→163人、夕陽丘が123人→193人と、伝統の両校が志望者を大幅に伸ばしています。上町台地にある両校の前身はともに旧制女学校で、その校風やアクセスのよさから人気を集めていますが、学区改編によって旧6・7学区からの志望者も多く、"狭き門"は避けられないとみるべきでしょう。清水谷志望者のうち偏差値60以上の学力層は10人→21人に増えており、進路選択では難易度アップも視野に入れねばなりません。
  通学の便にめぐまれた、これら都心の高校とは対象的に地元にどっしりと根付いている八尾、富田林も地元密着型としての特色の発揮が期待されます。八尾への志望者は131人→146人に、富田林は現段階では244人→196人と前年度より志望者は減っていますが、最終的にはかなりの高倍率になるとみるのが妥当で、両校とも難易度が大きく変わることはないでしょう。

新4学区
三国丘の難化で泉陽の難易度も上昇か

 泉陽が97人→127人と志望者を伸ばしています。今回の平均偏差値は男子が57.5→56.8、女子は57.8→57.4で難化傾向はみられません。しかし、安全重視の学力層が、かなりの難化が予想される三国丘を敬遠して、泉陽を選ぶか、岸和田を選ぶかとなると、堺市などでは泉陽を選ぶ生徒が多くなりそうです。三国丘に次ぐ難関は泉陽と岸和田に二分される可能性も小さくないといった状況です。鳳は100人→120人(平均偏差値は男子52.4→53.2、女子51.3→53.6)、登美丘は78人→114人(平均偏差値は男子45.5→46.7、女子45.8→46.0)、また、和泉は96人→105人(平均偏差値は男子50.0→50.5、女子50.3→51.4)となっており、最終段階に入ってからの志願者動向が注目されるところです。

 第3回模擬の結果から各学区に共通していえることは、まず、第一に大学進学で高い実績をあげている高校への志望率の上昇です。それにともなって学力レベルの上位層での学区間移動が激しく、志願者動向はきわめて流動的です。第二は交通の利便性を考え、通学しやすい都心の高校への流れが強まること。この影響は無視できません。一方で地元に密着した伝統校への人気も高く、予想以上の"狭き門"となる可能性も秘めています。
 中学校や塾の指導を受けながら、自分にふさわしい進路を選ぶのはこれから。例年、模擬テストの受験生もこの時期から急増します。受験生が増えれば、それだけデータの精度も上がり、より的確な進路選択資料として活用していただけるわけです。現在の自分の学力を把握するのはとても大切なこと。そうした状況を確認したうえで、早い時期にチャレンジ目標を定め、目標に向かった学力アップを目指してください。

   
   
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